2001年6月3日(日)〜18(月) Paris Nation AGATE HOTEL

パリでの生活(2)

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1
 パリには大きな中華街が2つある。それはベルビルとプラスド・イタリーからトルビャックに掛けての地域である。そして、もう一つあるのが、このアール・エ・メティエの界隈の中華街だ。

 ここの路地の中央あたりにある中華の総菜屋が美味しいと聞いたので来てみた。なるほど、どれを取ってもなかなかの味だった。普通の出来合の相当上を行く味だったので驚いた。
 我々は、その後でワンタン麺を取ったのだが、これはダメでした。その代わりに、デザートで食べた大きめなゴマダンゴが抜群でした。それから、上に見える古い酢が美味しかったなー。

 ともかく、パリの中華は水準が高いのです。アメリカから来ると、特にそれを感じます。ボクら、日本ではあまり中華料理は食べません。自分で作ります。
2  この日の夜は、シャトレにあるテアトル・シャトレ劇場でのコンサートに行きました。ピエール・ブーレーズの指揮するパリ管弦楽団です。曲目は全てバルトーク。「木製の王子」の後、ヴァイオリン協奏曲を演奏しましたが、ソロのジル・シャハムは素晴らしい演奏家でした。まだ若いけど有望です。

 こんなコンサートを数日前にチケットを手に入れて行くことが出来る。これがパリです。日本だと残念ながら、何ケ月も前にでないと券が手に入らない。

 この夜は、パリ在住の平松その子さんとご一緒でした。彼女がチケットを買ってくれたのです。ありがとう。

 雨が降っていましたが、このコンサートの後は、その子さんの家の近くでインド料理を食べました。なかなか本格的なものでした。バルトークを聴いてからカレーを食べる。いいなー。ボク、そんなのが好きなのです

3  次の日は、さすがにアメリカからの疲れがドッと出て、ボクらは朝寝坊どころか昼頃まで寝てしまいました。それで、遅い朝飯兼昼飯を、ホテルの数軒先のタバコ屋のキャフェで取りました。

 砂肝のサラダ。イカのトマト煮ご飯。これにステラアルトワの生ビール。これを2人で半分分けにして食べます。これでいいのです。最後にはナシのタルトを食べてコーヒーを飲む。落ち着いた昼飯です。

4  このタバコ屋のキャフェにはボクらは毎朝きます。もうボクは15年くらいここに朝飯を食いにきています。

 去年の春には、長年働いてきたご夫婦が引退し、別の若夫婦に店を売りました。しかし、働いているギャルソンのドミニクはそのまま店に残りました。

 若い可愛い奥さんも、タバコを売ったり、店を掃いたりで大忙しです。

 フランスでもスペインでもイタリアでも、客は全てのゴミを床に落とすのがエチケットなのです。カウンターに置いてはいけません。吸い殻も床に捨てるのが礼儀なのです。ですから、若オクサマも、ただ床を掃いていれば店は綺麗なのです。