2001年6月3日(日)〜18(月) Paris Nation AGATE HOTEL

パリでの生活(5) 東江楼で中華を喰う。

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1  パリの東南にある中華街は驚くべき大きさと広がりをもっている。巨大なアジア食品のスーパーマーケット「タン・フレール」も存在し、中国人のパワーを見せつけられる。この中華街はプラスド・イタリーあたりからトルビャックを経て、ポートド・ショワゼーあたりまで続く。

 今日は、このPte.de Choisyにある東江楼へ行ってきた。ここは目立たない、なかなか発見するのは難しい店である。ボクらは小百合さんに教えてもらいました。味の分かる人に教えてもらう。これが旨いモノにありつける正しい道です。ガイドブックはダメです。

 まず、豚の腸の揚げたのと、魚のスープを取った。ビールは迷わず青島だ。

 まあ、これはまずまずの味で、驚くことはない。

2  次に、本命の「鶏の蒸し鳥」を取る。これは、蒸した鳥にネギと生姜を刻んだソースを掛けたあっさりとしたものだ。

 しかし、旨い!これは旨い。第一鶏の味が違う。それに蒸し方も良い。味付けも抜群である。いくらでも食べたくなる料理だ。

 これだけを食べに来る価値があるとボクは思う。よし、次回はこれ一品にしよう。

3  ボクは、どんな中華屋に行っても、必ずこの「海老焼きそば」を取る。もちろん麺は香港スタイルの黄色い細いもので、これを底面をガリガリに焦がして、上面はしっとりとしなければならない。

 絶対に醤油系統を入れてはならない。一滴でも入れたらお仕舞いだ。そのくせ味はしっかりと良いスープで付けなければならない。

 この「海老焼きそば」を頼んで及第の店がボクの通う店なのだ。

 ここのは及第だった。少し味ツケが薄かったけど、例の古い酢を掛けて食べると素晴らしい状態になった。これはいけます。

4  食事の終わりのデザートは中華でも重要だ。これが良いか悪いかで食事が決まる。

 ここでは、ボクは例の通り「コンフィド・ジンジャンブル」(生姜の砂糖漬け)を取る。伊万里は、ココナッツのお饅頭だった。この両方とも及第だ。特に、このお饅頭はいいなー。

 中国茶を飲んで、このデザートを食べる。
午後の遅い食事が楽しいのがパリだ。

5  2人で充分食べて飲んで、日本円にすれば1人前2千円ちょっとと言うところかな。

 次回は、蒸し鶏だけ取って、後は海老焼きそばとまんじゅう。これなら1人千円くらいで済むぞ。

 さて、この店をみなさんが発見出来たら大したものですよ。なにしろ、奥まったところにあります。

 しかし、この辺の中華屋にはもの凄い数のフランス人が来ています。彼らは、もうこれを何の違和感もなく自然に食べています。日本の方が中国料理屋に行くのは、少し勇気がいります。お金も高いですし。

 なにしろパリの中華料理は水準が高いです。ボクはパリに中華を喰いにきているようなものなのです。

 しかし、ダメな店も多いです。これは昔からやっている「高級ぶった」店なのです。ワイルドなところが全然ない中華料理。ボーイが黒服なんて着ているのはダメですよ。