2001年6月3日(日)〜18(月) Paris Nation AGATE HOTEL

パリでの生活(8) ナシオン・ブーケド・トロンヌでの夕食6月12日(火)

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1  ナシオンのブーケド・トロンヌでの夕食だ。
今夜はパリ在住20数年の、その子さんも一緒です。ここではボクは、何でも自由が効きます。メニューにない料理も作ってくれるのです。

2  その一つがこれです。普通は生で食べるアマンドと言うハマグリに似た貝を、オーブンで焼いたものです。これは、よくエスカルゴに使う、パセリ、ニンニク、バタ、塩を使ったソースです。

 これが実に旨いのです。先日、伊万里が「貝の焼いたのを食べたい」と言うので、それを聞いたここのマネイジャーが作ってくれた料理です。

 貝は中心部を生めにして焼いてあります。シッカリとした弾力のある貝なのです。

 このソースにフランスパンを漬けて食べると、またこれが旨いのです。

3  本菜には「肉を喰おう」となり、我々は骨付きの牛肉を選びました。巨大な肉です。これは普通2人前なのですが、これを我々は3人で食べます。

4  ブリブリと弾力性のある肉が美味しいのです。日本ではどうも「柔らかくて美味しい」と言う変な価値観があって、ボクはそれおかしいと思うのです。牛肉は噛むとジワッと肉汁が湧き出てきて、その味が良い時が最高だと思うのです。

 アメリカの肉のようにただ固いのじゃなく、あくまでも程良い弾力があり、旨味が内部から浸み出てくる肉が最高なのです。

 ボクらは、いま流行っている、狂牛病だの口蹄疫だのは気にしていません。パリの人も、あまり気にしていないようです。普通に誰でもビフテキフリットを食べていましたよ。

5  1人1人に切り分けられた肉。ちょうど良い具合に焼けています。

 付け合わせも、変にトマトや生野菜なんかで飾らないのがいいですね。ボク、あれが大嫌いなのです。やたらとトマトと生野菜を付ける「健康志向」なんかは、あれ美食とは関係ありません。

 やはり肉に付け合わせる野菜は、温野菜です。それが一番美味しいのです。

 我々は、この肉を平らげた後、大きなタルトタタンに生クリームを大量に掛けて喰い、濃いコーフィーを飲みました。ふーー、これは快楽です。

 それでエレファンのビールを飲んで、サンセールの白を取って、1人が250FRづつでしたから約4千円です。安いなー。それにボーイのサービスも抜群です。

 最近のパリのブラッスリーは変に観光客向けの取って付けたお愛想が多いけど、ここブーケド・トロンヌのはとても良いです。ナシオンには観光客がいないですから、こんな店が存在出来るのです。