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「渡り蟹」の生を漬け込んだ逸品。
一匹まるままを、ぶった切って出てくる。
味の基本は「酢」だ。しかし、酸っぱすぎず、変に
甘くもなく。実にイヤ味のない上品な味だ。
特に、生の卵のあたりが旨い。
上のビゴルノーを食べて、この渡り蟹の生を食べると、
「よーし、これから喰ってやるぞ」ともりもり食欲が湧いて
くる。
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続けて、「渡り蟹の生姜・シボレネギ炒め」を取る。
これこそ、うーーむ、と唸ってしまう旨さだ。もう夢中だ。
なんという微妙な味付けだ。仄かな甘さの中に、キリッと
した塩味が効いている。2種類の同じ渡り蟹の料理が、
まったく違う世界を現出してくれる。
ボクは、ここのコックを日本へ連れて帰りたい。日本の
中華料理、ありゃダメだ。何の変わり映えしない味ばかり
だ。こんな皿のような「あっと驚く味」を出してもらいたい。
値段が高いくせに、平凡な味を出すのは、もう止めても
らいたい。ともかく、このカニの炒めを食べに、パリへ来る
価値は確実にあるのだから。
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新発見
2002/08/07 New!!
最近の研究結果により、渡りがに炒めは、単に
塩と胡椒での方が抜群に旨いことが分かった。
なにしろ、この味付けには脱帽である。
辻バード
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「ブタの小腸を揚げた」ものです。
これまた非凡な味がする。
回りはカリッとしていて、内部は、トロッとしている。
上品とも言える味付けなのだが、しっかりとした手応えが
ある。
香菜の香りが内臓の旨さを引き立てる。
脇のソースをチョコッと付ければ、また味が一段と
引き立って、いくら食べても飽きることがない。
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烏骨鶏(黒い鶏)を、栗と煮込んだ超複雑な味のする料理。
大きなニンニクと生姜の塊が効いている。
烏骨鶏の骨を齧って、内部の旨みを吸い出す。そして、
ほの甘い栗を食べる。これぞ、中国料理の醍醐味だ。
こんなものを出す、この店の実力は計り知れない。
ボクも生まれて初めてこんな料理を食べた。うーーん。
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通芯菜炒め。
大きな空洞のある太い野菜。空芯菜とはまた違う野性味
がある味だ。味付けは単純だが、その歯ごたえと食感は
尋常ではない。豪華な食の饗宴の最後に相応しい一皿。
さて、勘定は??
それが、信じられないほどの安さだ。
4人で喰えば、1人3〜4千円でこれら全部が喰える。
もちろん、大瓶の青島ビールを飲み放題でだ。
終わりに、強い甘いメイクーリンで閉める。
ふーーっ、喰った喰った。満足感が拡がっていく。
辻バード 記
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若いマダムと・・・辻バード
「絶対にお奨めですぞ!!」

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