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澄んだ空気の中、ボクたちは約20分 歩いて、次の訪問先「ウイーン市立歴史 美術館」へきました。 ボクが立っている向こうに、赤いレンガの 建物がありますが、これがウイーン・フィル ハーモニーの本拠地「楽友協会」ムジーク フェラインです。 今年から、小沢征爾が常任指揮者にな りました。オーストリアにもドイツにも指揮者 がいないのかなー。困ったものだ。 ボクは、フルトヴェングラーやクナッパー ブッシュやワルターやが好きだから、今の ウイーン・フィルハーモニーには全く、関心 がないのです。 |
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「ウイーン市立歴史美術館」へ来た理由は、 ここで特別展「バルビゾン派から構造主義」 という美術展をやっていたからです。 ボクはこれを「造形アカデミー」に貼ってあっ たポスターで知りました。それで場所を訊いて、 やって来たのです。 期待にたがわず、素晴らしい展示でした。 コローなどの時代から、印象派を経て、ゴーギャ ンやゴッホを経て、ピカソからカンジンスキー モンドリアンなどに至る美術の流れを、克明 に集めた絵画展でした。 それぞれの作品の数は少ないのですが、 これだけの長い時代を一巡するだけで、 全てホンモノで鑑賞出来るというのは、素晴ら しい企画です。ウイーンの底力に驚きました。 |
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この美術館の一階には、写真作品を鑑賞す るホールがあります。 そして、その奥はキャフェになっています。 驚いたことに、ここに5台のパソコンがあり、 自由にインターネットにアクセスすることが 出来ます。もちろん、ADSLによる割合高速 な常時接続です。料金は無料です。 ボクはエスプレッソを取って、これを飲み ながら、ここで自分のホームページを見て いました。 遠くに、パソコンの前に座っているのは、 ボクです。 撮影:伊万里 |
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市電でまた中心部へ戻ってきました。これは、 モーツアルトの記念像の前です。 なにしろ、ウイーンは街中が公園です。それも、 丁寧に綺麗に整備されています。たくさんの、ゴミ を拾い集める職員がいます。どの公園もチリ一つ 落ちていないのです。 |
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ボクは、伊万里の要望もあって、有名なキャフェ 「デメル」へやってきました。観光客でイッパイで す。 ボクが、最初にここを訪れたのが1969年。30年 以上も前のこと。その時、ここのケーキを食べて 「これは夢のようなケーキだ!!」と驚嘆したものです。 ところが、その後、1970年代の半ばから、ここ のケーキは、いやウイーン中のケーキがダメに なりました。それはケーキの冷凍技術が普及した からです。ウイーンのある会社が、ケーキの冷凍 装置を開発したからです。 冷凍したケーキを見分ける方法は簡単です。 ケーキ(トルテ)の脇にセロファンが貼ってある からです。 昨日も、デメルでセロファンの貼っていない ケーキを探したのですが、皆無でした。そして、 食べてみたら、やはり味気ないバサバサの トルテでした。でも、まあ、今回はやっとデメル でケーキが食べられたと、伊万里はご満悦 です。 撮影:近くにいたスペインの方が撮って くれました。 |