2002/08/08 (TUE) Austria Wien (2)

to Next 美術館巡りは続きます。

1  澄んだ空気の中、ボクたちは約20分
歩いて、次の訪問先「ウイーン市立歴史
美術館」へきました。

 ボクが立っている向こうに、赤いレンガの
建物がありますが、これがウイーン・フィル
ハーモニーの本拠地「楽友協会」ムジーク
フェラインです。

 今年から、小沢征爾が常任指揮者にな
りました。オーストリアにもドイツにも指揮者
がいないのかなー。困ったものだ。

 ボクは、フルトヴェングラーやクナッパー
ブッシュやワルターやが好きだから、今の
ウイーン・フィルハーモニーには全く、関心
がないのです。

2  「ウイーン市立歴史美術館」へ来た理由は、
ここで特別展「バルビゾン派から構造主義」
という美術展をやっていたからです。

 ボクはこれを「造形アカデミー」に貼ってあっ
たポスターで知りました。それで場所を訊いて、
やって来たのです。

 期待にたがわず、素晴らしい展示でした。
コローなどの時代から、印象派を経て、ゴーギャ
ンやゴッホを経て、ピカソからカンジンスキー
モンドリアンなどに至る美術の流れを、克明
に集めた絵画展でした。

 それぞれの作品の数は少ないのですが、
これだけの長い時代を一巡するだけで、
全てホンモノで鑑賞出来るというのは、素晴ら
しい企画です。ウイーンの底力に驚きました。

 
3  この美術館の一階には、写真作品を鑑賞す
るホールがあります。

 そして、その奥はキャフェになっています。
驚いたことに、ここに5台のパソコンがあり、
自由にインターネットにアクセスすることが
出来ます。もちろん、ADSLによる割合高速
な常時接続です。料金は無料です。

 ボクはエスプレッソを取って、これを飲み
ながら、ここで自分のホームページを見て
いました。

 遠くに、パソコンの前に座っているのは、
ボクです。

  撮影:伊万里

4  市電でまた中心部へ戻ってきました。これは、
モーツアルトの記念像の前です。

 なにしろ、ウイーンは街中が公園です。それも、
丁寧に綺麗に整備されています。たくさんの、ゴミ
を拾い集める職員がいます。どの公園もチリ一つ
落ちていないのです。

5  ボクは、伊万里の要望もあって、有名なキャフェ
「デメル」へやってきました。観光客でイッパイで
す。

 ボクが、最初にここを訪れたのが1969年。30年
以上も前のこと。その時、ここのケーキを食べて
「これは夢のようなケーキだ!!」と驚嘆したものです。

 ところが、その後、1970年代の半ばから、ここ
のケーキは、いやウイーン中のケーキがダメに
なりました。それはケーキの冷凍技術が普及した
からです。ウイーンのある会社が、ケーキの冷凍
装置を開発したからです。

 冷凍したケーキを見分ける方法は簡単です。
ケーキ(トルテ)の脇にセロファンが貼ってある
からです。

 昨日も、デメルでセロファンの貼っていない
ケーキを探したのですが、皆無でした。そして、
食べてみたら、やはり味気ないバサバサの
トルテでした。でも、まあ、今回はやっとデメル
でケーキが食べられたと、伊万里はご満悦
です。
  撮影:近くにいたスペインの方が撮って
      くれました。

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