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スペインの朝食はチューロスで 始まる。ボクは、ホテルの人に 「旨いチューロを出す店教えて」と 言う。フロントの年配の男が、 迷わず地図に「ここだ!! 」と印を 付けた。 ボクも迷わずにここへ直行した。 店の暖簾にも店名はない。間口の 大きな店だった。 |
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横に細長い店には、人がイッパイ だ。みんな朝の忙しい出勤時に、 この店へ来てチューロとコーヒーで 朝食をしている。活気に満ちている 店だ。 |
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これがチューロスだ!! 細長いアゲパンの様なのだが、 生地が違う。モチモチとした食感だ。 中には大きな空洞がある。 味は塩味だ。甘さはない。実に旨い!! |
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ホッパーに入った練った生地を抽出 し、油の鍋でトグロを巻くように出して いく。渦巻き状で揚げるのがこれの 大きな特徴である。 |
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何故、渦巻き状にするのかは、すぐに 分かる。 片面が揚がると、箸でそれをひっくり返す。 素早い手つきが芸術的でもある。 |
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両面を揚げると、素早く台へと箸で 挟んで移し、パパパッとハサミで切る。 実に素早い手つきである。 これを待っているボーイが、揚げたての チューロを客に運ぶ。 この店も、揚げ置きはしない。これが 鉄則である。 |
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みなさんも、最初は油っぽいのじゃない かと敬遠していたが、食べてみて、この 旨さに驚嘆していた。 1人2本づつ取ったのだが、みるみるうち に無くなった。3本づつにすればよかった なー。ミルク入りのコーヒーも旨いぞ!! 解説と写真撮影は、辻バード |