2002/12/17(TUE)  マルコポーロでコキアージュを喰う 12月17日夜 /18日昼

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1 17日の夜は、近くのマルコポーロへまた行った。

顔なじみのエカイエが戻ってきて
「今夜からはボクの仕入れで再出発。
素晴らしいトルトウが入るよ!! 」と言っ
たので、ボクは試してみたかったのだ。

店内のお客で、コキアージュを食べて
いる人は他にいなかった。みんな、
ピザだのサラダだのを食べていた。

前にはいなかった「女性」ギャルソン(?)
がボクらの写真を撮ってくれた。

ボクが撮影の仕方を指示しているうちに
シャッターを押してしまった、のが、この
写真。

2 トルトウ(堅い甲羅のカニ)はミソがイッパイ
詰まっていて、なかなかの水準だった。これなら
イケるぞ。

カキは、ブロンがないので、スペシャル
にした。これは、まあまあだった。

前回、ヒドイのを出されて失敗した
プレールを、ボクがそのことを言った
ので、サービスで2ケ乗せてきた。
これはよかった。これを6ケ取れば
よかったなー。

でも、全体的にはこの店のコキアージュ
も昔のような雰囲気が出てきたぞ。

3 それと、いつも飲むビール、エレファンの
状態が非常によかった。あまり冷た過ぎ
ないのがいいのだと思うが、ロットも違うの
だと思う。これはいい。

また、ソービニオンの白をピッシェで頼んだ
のだけど、これはいける。前にあった
サンセールには及ばないが、これは合格だ。

という訳で、デセールにはタルト・タタンに
シャンテリーを掛けてもらって締めくくる。

はやり、冬のパリはコキアージュで、冷えた
白ワインを飲むにつきる。

明日は何を食べようかなーー。

       from パリ 辻バード 12/17

12月18日の昼
4 18日の昼にもまたマルコポーロへ行って
しまった。まず、 MAX吉野さんとボクと2人で
座った。

目的は、昨日から素晴らしい状態になったビール
「エレファン」を飲むことだ。このところ、この
ビールの調子は悪かった。全く往年の味わいが
なくなり、素っ気ない、ただ冷たいだけの味気ない
ビールだった。

それが、昨夜ここで飲んだら、オヤーっと
驚くほど昔を取り戻していた。

そこでボクは吉野さんを誘って飲みに来たのだ。

ついでに昼飯ということで、トゥールーズ
名物のカスレを取った。これも実に旨い。
味がピタッとしている。カモのコンフィも文句の
付けようもなく美味だ。

5 これを喰いながら、状態の良いエレファンを飲む。
これが快楽じゃないとしたら、
何をもって快楽と言うのか?外には、
静かなパリの風景が拡がる。寒いけど、
人々は暖かい。

しかし、仕方がないので吉野さん向けに
取った「スナ肝のサラダ」!! これやなんじゃ、
これじゃアメリカじゃないかーー。

昔のブーケド・トロンヌで出た「スナ肝のサラダ」
にボクらは、涙したものだ。あれは
芸術だった。あれが喰いたい。

パリの若者はこの店では、みんなこの
バカデカイ、味気ないサラダと、バカデカイ、
粗製濫造のピッツアを喰っている。
そして大抵は水を飲んでいる。時代は
確実に悪く変化している。

その中でも、価値あるものだけをボクは
選びたい。明日もそれを続けよう。

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