![]() |
名門ビール製造会社であるカールスベルグが 1996年に一念発起して、初心に戻って美味しい 偉大なビールを開発し、それをエレファンと名付 けた。 これは、最初カールスベルグがビアホールを 開いた時、その入り口に象の大理石像があった ことから来ている。 ボクはこれを発売当初、パリのブーケド・トロンヌ で飲んで驚喜した。まるで、本場のピルゼンへ 行って、そこで元祖ウルケルを飲んだような味と 香りだったからだ。 しかし、もう2年も経たないのに、瓶詰めのが現 れ、これが世界各国に輸出され始めた。ボクは 試しに飲んでみたが、純正エレファンとは何の 関係ない、普通のビールだった。 この味わい深い、芳醇なビールは、絶対に瓶詰め にしたり、遠いところへ船で輸送してはいけない。 そして、純正エレファンは非常に当たり外れが多い。 それでいいのだ。発酵食品であるビールが、いつ も均一に出来ると言うのがまやかしである。 エレファンは、樽ごとに味が違うし、同じ樽でも、 上下で味が違う。そんなビールなのだ。 辻バード 左が、パリのブーケド・トロンヌで飲んだ、 97年5月頃のエレファン。 右は、イタリアのミラノで飲んだ、瓶詰め のエレファン。全く共通点のない味だ。 | |