ビールの研究 その(2) 1997/09/01最新のページへ

今回はまたロシア国際航空に乗って、モスクワ経由で
パリへ来たのですが、機内で飲んだチェコの缶ビール。
「ガムブリヌス」純正ピルゼンの産まれ。

なかなかバカに出来ない味と香りだった。特に、
ホップが強く効いていて、長い後味の苦みに
特徴があります。

素朴だけど、力強いビールが、缶ビールで飲めると
言うところが面白い。

           辻バード
同じ機内でピルズナー・ウルケルもあったけど、
これもなかなか良い状態でした。



ボクは昔から中国の「青島(チンタオ)」ビールが好きだ。
青島は、第一次世界大戦でドイツが占有していたので、ドイツ製の
ビール工場があり、ここから作り出されるチンタオビールは、なかなか
味わい深い、キャラメルの香りがするビールだった。

だったと言うのは、この2年ほど前に、この工場が改築され、生産
量も3倍以上に跳ね上がった。それと同時に、日本やアメリカ式
の大量消費型のビールへと転換した。ほとんど味のない「軽い」
ビールに変質してしまった。ボクは、それを深く嘆き悲しんでいた。


ところが、左に見る中国産の「ツォンフア」と言うビールは、昔の
シンタオにそっくりな味がする。これはイタリアのミラノで飲んだ
のですが、ぜひこれを探してみたいのです。もしかすると、旧式
のドイツ製の生産設備を買って、それで作っているのかもしれ
ません。

              辻バード